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登場人物について

【音楽】2025年、ANTHEMの『これから』を確認しておこうか

登場人物

沙魚川 未虎 (はぜかわ みとら)
年齢:25 / 性別:女 / 身長:142cm
mitora
喫茶店『緑飴』の経営者。ANTHEMのBlu-rayとDVDはWord RECORDSで買うと特典ライブ音源が付いてくるが、『森川之雄 生誕60年記念 -VOICE OF GOLD-』のBlu-rayとDVDにはなぜ特典ライブ音源がなかったのか気になっている。
五百木 冬風 (いおぎ ふゆか)
年齢:22 / 性別:女 / 身長:157cm
fuyuka
未虎と話が合う客。"WAYFARING MAN"と"ON AND ON"はリテイクするにあたって、なぜ曲名を変えたのか気になっている。

喫茶店『緑飴』店内──。

ミトラ「アルバム『CRIMSON & JET BLACK』が2023年発売……もう2年経過しようとしているのか」

フユカ「でも『ENGRAVED』から最新作までおよそ6年も空いてますから*1、そこまで経過していない気はしますけどね」

ミトラ「そう言われるとそうか。……6年……果たして次の作品は出るのか?

フユカ「どうですかね。ブランクが空いたら次は短くなるパターンがあるかも知れませんよ? MinxtreliX(ミンストレリックス)がそうじゃないですか」

ミトラ「ミンストも待ったなぁ。7年も空いてたからな*2。で、現時点の最新作までの間は約3年……って五百木(いおぎ)、3年もよっぽどだぞ」

フユカ「そう言われるとそうでした。ミンストは次のアルバムの構想はあるみたいですよ。ANTHEMは……果たして次の作品は出るんですかね?

ミトラフユカ『…………』

ミトラ「では、ANTHEMの『これから』について確認してみるか」

ANTHEM 40th Anniversary『PROLOGUE TOUR』開催決定

ミトラ「『PROLOGUE TOUR』の開催を発表したな。しかしこのタイトル、節目に使っているよな」

フユカ「常に始まり=終わることはないという意味でしょうか。アルバム完全再現のライブ作品に『PROLOGUE LIVE BOXX』ってありますし、ANTHEMにとって重要なワードですね」

ミトラ「このツアーの注目点というと、ANTHEMのトリビュートバンド『THE JUGGLER』が全公演帯同するという箇所か。由来は言うまでもないが、ANTHEMの楽曲からだな」

フユカ「トリビュートバンドというのは初の試みでしたっけ。THE JUGGLERというバンド名について、Do As InfinityのRYOさんによるカバーバンドが居ますが、ANTHEMの場合はこのツアー限定のバンドなので別ですね。柴田さん(柴田直人)のインタビューによると、新進気鋭の方たちだそうです」

ミトラ「そのインタビューの中で、『ANTHEMの公演には今まで元メンバーを招集していたが、今回は違うことをやりたかった』といった発言があったな。このPROLOGUE TOURでは今までにないことをやる、というのを念頭に置いているみたいだが……恐らく別の理由はあるだろうな」

フユカ「それが前に話していた、柴田さんの『警告』ですよね。元メンバーで最も仲が良かった坂本英三さんですら、この件でANTHEMを見限ってしまいましたから」

cafe-midoriame.hatenablog.com

ミトラ「本間さん(本間大嗣)、MADさん(大内"MAD"貴雅)との関係は良好なのか分からないが、MADさんは英三さんとルームメイツというユニットを組んでいるから、若干心配ではあるよな」

フユカ「昔のメンバーとは関わらないのは、今のANTHEMを見て欲しいということでしょうね。柴田さんは世界進出に気合入れていますし、仕方ないことではありますね」

ミトラ「その40周年という節目に際し、新規楽曲を発表するかどうか考えているらしいぞ。それはアルバムではなくシングルの予定という話だが、現時点では頭の中に浮かんでいる程度で、決定ではないそうだ」

フユカ「アタシは……いずれ作るかもしれないアルバムに入れたら良いんじゃないかなと思いますけどね。そこで1曲を発表しても、その1曲がアルバム制作レベルの労力となって、アルバムが遠のく可能性がありますし」

ミトラ「それはありそうだな~。で、柴田さんはアルバムについても話していたが、2025年はPROLOGUE TOURで忙しいから制作は出来ないという話だ。ツアー名に『プロローグ』と付いているだけにエピローグ公演も考えているらしいが、その際にアルバムについてアナウンスが出来るかも知れないとのことだ」

フユカ「という事は、アルバムがリリースされるかも知れないのは早くて2026年──やはり当分先ですね。でも来年にアルバムが出る予感はしないんですよ……未虎(みとら)さんは分かりますよね」

ミトラ「ああ、『CRIMSON & JET BLACK』の完成を延期するニュースを数回見たからな。散々SNSで製作中の曲について数曲語っていたが、結局アルバムに入ったのは確か"SNAKE EYES"と"FASTER"辺りだったよな」

フユカ「入るはずだったプログレ調の長尺曲をアタシは楽しみにしていたんですけど、ボツにしたらしいので次のアルバムには入らないでしょうね。最新作を上回らないと気が済まないのが柴田さんですから、恐らく2026年にリリースする確率は低い気がしますね」

ミトラ「今まで通りの作品は出したくないって柴田さん言ってたもんな。でも五百木は言ってただろ、『最近のANTHEMはカッコイイけど、なんか違う』って。日本語詞ではない以外にも」

フユカ「はい。『ABSOLUTE WORLD』、『ENGRAVED』のような作品を自ら拒んで、私が好きだったANTHEMらしさが薄れてしまったのは残念ですね。インタビューでは『世界を進出したとは言え、日本から離れることはないし、日本語詞をやめたワケじゃない』と言ってましたが」

ミトラ「現在、気が変わってなければ良いのだが。次に出るかもしれないアルバムは『CRIMSON & JET BLACK』同様、世界で発売することは決定しているから、日本語詞は当然無いな」

フユカ「んん~、やっぱりそうですよねぇ……。コンスタントにリリースして欲しいものですが、そうなると柴田さんが妥協しているみたくなってしまうから……とりあえず2026年にリリースすることを楽しみにしておきましょうか」

ミトラ「私の予想だが、2028年になっても出ない気がするぞ。PROLOGUE TOURが終わってから制作の準備を始めると言っていたからな」

フユカ「それ、本当にあり得そうなんですよ……。話が盛り上がってしまいましたが、次のトピックはコレですね」

東海市主催イベント『鋼鉄Fes. Vol.5』にANTHEMの出演が決定

www.heavymetalanthem.com

www.tokai-arts.jp

フユカ「愛知県東海市が定期的に開催しているイベント『鋼鉄フェスティバル』ですが、かつてはポール・ディアノやBURRN!編集長の広瀬さんといったメタルを代表する人たちが出演していたりと、結構しっかりしているイベントだそうですね」

ミトラ「へー、それは凄いな! ところで、どうして東海市がメタルに関したイベントをやるんだ?」

フユカ「東海市は製鉄が盛んで、工場がたくさんあることから『鉄の町』と呼ばれているそうで、それがメタルと関連づけているみたいですね」

ミトラ「そう言うと、北九州市も鉄鋼の町と言われているから、メタルイベントがあっても良いのになー」

フユカ「アハハ、言われてみると北九州は全くメタルと絡まないですね。今後に期待しましょう。さて、今のところ2025年のANTHEMの動向についてはこれくらいですかね?」

ミトラ「そうだな。何かまたあったら共有していきたいな。それと、五百木とは『CRIMSON & JET BLACK』についてあまり語ってないから、今度その話がしたいな」

フユカ「良いですね。ANTHEMなら色々語り合えそうですし、楽しみにしていますね! ところで、サムネイルは一富士二鷹三茄子をイメージしたのでしょうか」

ミトラ「そうらしいが、最新作のジャケに描かれた鳥は鷹ではなく鷲だな。新年に投稿しようとして間に合わなかったらしいぞ」

フユカ「ああ、そうですか……」


ANTHEM 関連リンク

*1:リレコーディングアルバム『NUCLEUS』を除く

*2:シングル「ETERNAL ZERO」を除く