喫茶店『緑飴』はどこですか

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登場人物について

【音楽】嵐のカッコイイ曲を紹介して語っていくぞ!

※この記事は嵐にそこまで詳しくない人が嵐の好きな曲を話している内容です。優しい気持ちで見てあげてください。嵐の公式YouTubeチャンネルのMVを貼り付けています

登場人物

沙魚川 未虎 (はぜかわ みとら)
年齢:25 / 性別:女 / 身長:142cm
mitora
喫茶店『緑飴』の経営者。改めて、漢字一文字のグループ名はカッコイイなと思った。

五百木 冬風 (いおぎ ふゆか)
年齢:22 / 性別:女 / 身長:157cm
fuyuka
未虎と話が合う客。嵐の楽曲を手掛けた作詞作曲者を見ると、知らない作家ばかりで驚いた。

小永光 蘭那 (こながみつ らんな)
年齢:24 / 性別:女 / 身長:152cm
ranna
雑貨店『すかーれっと』の経営者。嵐の楽曲は番組や有線で流れている程度でしか聴いたことないが、どれも記憶に残るメロディだから凄いなと思っていた。

natalie.mu

喫茶店『緑飴』店内──。

ランナ「……え? 沙魚川さんって聴くの?」

ミトラ「カッコイイ曲があるのは確かだからな、とは言えファンというワケではないのだが。ただ、嵐の活動終了の報告を見て、振り返ろうと思ってだな」

フユカ「なるほど! 確かに嵐は良い曲たくさんありますからね」

ランナ「二人ってメタルやヴィジュアル系を聴くじゃない? なんか……嵐を聴くイメージがあまり無いからビックリだわ」

ミトラ「基本、そういったタイプの人は嵐はほぼ100%聴かないだろうな。私は音楽を聴くタイプだから、アイドルだから聴かないとかではないな」

フユカ「以前、未虎さんはKAT-TUNのカッコイイ曲を紹介しましたよね」

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ランナ「KAT-TUNもそういえば活動終了するのよね。そうだ、せっかくだから沙魚川さんが好きな嵐の曲を聴いてみようかしら」

ミトラ「ホントか! ではカッコイイ曲を9曲、気になった曲を2曲紹介するとしよう!」

truth

ミトラ「最初に紹介する曲は"truth"だ。23枚目のシングルで、大野さん(大野智)主演ドラマ「魔王」の主題歌だな」

フユカ「確かに、この曲めちゃめちゃカッコイイですよね!」

ミトラ「先入観と言うか、嵐の曲と言うと"WISH"や"Love so sweet"といった糖度の高いラブポップを歌うイメージがあったんだ。だが、この"truth"を歌番組で初めて聴いた時は衝撃だった」

ランナ「そうね、沙魚川さんがさっき言ったように花より男子の主題歌のイメージが強かったから、こんなクールな一面があるのね。他にも聴いてみたいわ」

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Believe

ミトラ「次は"Believe"だ。25枚目のシングルで、櫻井さん(櫻井翔)主演映画「ヤッターマン」の主題歌だ」

ランナ「この曲もカッコイイわ。というか、ヤッターマンの主題歌だったのね!」

ミトラ「よく聴くとラテン音楽に通ずるサウンドが密かに入っていて、エスニックな雰囲気があるかと思ったら、サビになると開放的なメロディが展開されて、とても気に入っているんだ」

フユカ「サビ前の3拍が好きなんですよ、いかにもサビが来るぞって感じが堪らないですね。そして、後半の櫻井さんによるラップ、通称サクラップがとてもカッコイイです!」

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Lotus

ミトラ「次は"Lotus"だ。35枚目のシングルで、相葉さん(相葉雅紀)主演ドラマ「バーテンダー」の主題歌だ。実はこの時期、偶然にも同名の楽曲をDIR EN GREYがリリースしていて*1、その曲名被りが一部DIRファンで話題になっていたな」

フユカ「アタシも思ってました! DIRの方を先に知ったんですが、『嵐も同じタイトルなの?!』って驚いたなぁ。何だったらDIRの"LOTUS"の歌詩に『が連れ去った』ってあるから、意図してるのではと思うほどの偶然が起きていましたね」

ランナ「ホントに凄い偶然ね……」

ミトラ「で、曲名被りしているのであれば、嵐の方の"Lotus"はどうなのだろうかと、聴いてみたくなってだな。実際聴いてみたら、これが"truth"のようなクール系でとても良かったな」

ランナ「調べたところ、"truth"の作曲者が共作しているみたいよ」

ミトラ「そうなのか! ゆえに好きなのかも知れないな。それにしても蓮を意味するLotusという、普段あまり使わない単語をよく嵐は用いたものだよな」

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Calling

ミトラ「続いては"Calling"だ。40枚目のシングルで、相葉さん主演ドラマ「ラストホープ」主題歌だな」

ランナ「歌詞にタイアップのワード(last hope)が入っているのも何か良いわね」

ミトラ「私の中でCallingと付くタイトルはカッコイイというイメージがあるんだ。例えば9GOATS BLACK OUTのラストアルバムだったり、ヒムロック(氷室京介)の曲もそうだ。だから嵐が"Calling"という曲名を発表した際、ひょっとしたらクール系の曲なのでは? と聴いてみたら当たりで、バンドサウンドであり且つテンポが速いこともあって、私にめちゃめちゃ突き刺さったな」

フユカ「リリース当時、ブックオフで見かけたファンの方がこの曲をカーリングと読んでいて、微笑ましかったですよ」

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Breathless

ミトラ「続いては"Breathless"で、先ほど紹介した"Calling"と両A面のシングルだな。二宮さん(二宮和也)主演映画「プラチナデータ」主題歌だ」

ランナ「両A面でどちらともクール系なのね。ジャケ写もカッコイイわ」

ミトラ「私の中でBreathlessと付くタイトルはカッコイイというイメージがあるんだ──」

ランナ「さっきの"Calling"と同じこと言ってる?!」

ミトラ「ヒムロックの曲がそうだな」

ランナ「また氷室さんが出てきたわよ! "Lotus"もそうだけど、曲名被りがよく出てくるわね……」

ミトラ「ということで、この曲も例に漏れずカッコイイだろうと聴いてみたら、こちらもとても良い曲だったんだ」

フユカ「サビのメロディが素敵ですね、シンガロングに近いコーラスがとても良い味付けをしていますよ」

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Endless Game

ミトラ「次は"Endless Game"だ。41枚目のシングルで、櫻井さん主演ドラマ「家族ゲーム」主題歌だな」

ランナ「こちらはタイトル(Game)がタイアップに関連しているのね、この曲もとてもカッコイイわ」

ミトラ「若干ダークな楽曲で「Calling / Breathless」の後に出たシングルだが、この時期の嵐はクール路線なのだろうか。面白いのはサビに入ると降下するかのようにビートが変わるところだな」

フユカ「アイドルソングにトリッキーな要素が入っていて、驚いた記憶がありますよ」

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Bittersweet

ミトラ「次は"Bittersweet"だ。42枚目のシングルで、松本さん(松本潤)主演ドラマ「失恋ショコラティエ」主題歌だな」

ランナ「なんだか、この曲はバレンタインデーに合いそうね」

ミトラ「比較的嵐にありそうなポップな楽曲だが、サビ後半のメロディの上がり方が好きなんだ」

フユカ「分かります! ちなみにこちらの曲は"Believe"の作者が手がけていますね」

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誰も知らない

ミトラ「次は"誰も知らない"だな。44枚目のシングルで、大野さん主演ドラマ「死神くん」主題歌だ」

フユカ「ドラマのコンセプトとシングルの枚数が若干関連しているのは偶然でしょうか」

ランナ「あら、ホントね。それにしてもこの曲、作曲者が多く共作しているわね……」

ミトラ「"truth"に近いテンポだからか、カッコよさが際立っている。サビのメロディの進行が独特で、それもあってとても好みなんだよな」

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Sakura

ミトラ「カッコイイ曲の最後は45枚目のシングル"Sakura"だ」

ランナ「嵐で桜といえば、"サクラ咲ケ"なら知っているわ。こちらの桜曲はとてもクールね」

ミトラ「そうだ。勿論"サクラ咲ケ"は元気になれる曲だから好きなんだが、"Sakura"はストリングスをフィーチュアしていて、それが更にエモーショナルに拍車をかけているんだ!」

ランナ「横文字多いわね……」

フユカ「この曲は大好きですね。桜曲と言うと満開のイメージがありますが、こちらの"Sakura"は散りゆく儚さが曲に現れていますね。あと驚いた点が他にもあって、こちらはドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」の主題歌ですが、嵐のメンバーは出演していないという*2、なかなか稀有なケースになっているんですよ」

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ランナ「どれも本当にカッコよかったわね。次に沙魚川さんが気になった曲ね」

ミトラ「これは聴きながら話していくとしよう」

君がいいんだ

フユカ「シングル「とまどいながら」の3曲目ですね。カップリング曲ということで、陰に隠れてるイメージがありますが……」

ランナ「先ほどのカッコイイ曲と違って、テンポはゆっくりとしているわね。とても可愛らしい曲よ」

ミトラ「温かみを感じるな。聴いていて心が落ち着くし、癒されるぞ」

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嵐のまえの静けさ

フユカ「こちらはアルバム『How's it going?』に収録されていて、全面的にラップをフィーチュアしている楽曲ですね」

ランナ「サビに急にJelly fishって出てくるのが不思議だけど、これはクラゲのように漂うってことかしら」

ミトラ「かも知れないな。調べたところ、仮タイトルはJelly fishだったそうだ」

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ミトラ「で、何故この2曲が気になったか分かるか?」

ランナ「そうなのよ……どちらとも良い曲だけど、カッコイイ曲とベクトルが異なるから、沙魚川さんが気になるという要素があまり分からないわ。五百木さんは分かる?」

フユカ「はい、アタシは分かりました」

ランナ「え、そうなの?! 流石、仲が良いだけあるわね……」

フユカ「未虎さんが気になる曲と言うと、確実にANTHEMの清水さん(清水昭男)が作曲しているってことなんですよ」

ランナ「ここでANTHEM出てくるの!?」

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ミトラ「流石だな五百木。そうだ、この2曲は清水さんが作曲しているんだ。ということで、この曲が気になった嵐のファンにオススメしたい、清水さんが手がけたANTHEM曲は『BLACK EMPIRE』に収録されている"EMPTINESS WORLD"だろうか」

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ランナ「いやいや、全然嵐と違うじゃない! 嵐のファンがANTHEMに興味を持つことは難しいんじゃないかしら……」

フユカ「それなら『IMMORTAL』収録の"ECHOES IN THE DARK"なんてどうでしょうか。森川さんが歌う『NUCLEUS』のバージョンもありますよ」

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ランナ「ANTHEMの話になったら二人とも水を得た魚みたいに話すじゃないのよ……ほら、嵐の話に戻すわよ」

ミトラ「ああ、そうだった。嵐の曲を紹介したが、どうだったか?」

ランナ「とても良い曲ばかりで、他の曲も聴いてみたくなったわ! けど、そんな嵐も来年を以て活動終了……活動休止をしていたとは言え、正式に終わるだなんて寂しくなるわ」

フユカ「ですねぇ……嵐は終わらないと思っていましたから。最後にメンバー揃ってツアーをやるということで、温かな空間で幕を閉じることを願っています」

ミトラ「公式チャンネルやサブスクが今後どうなるか分からないが、最後の最後まで嵐の音楽を聴いて応援していきたいな!」


関連リンク

*1:厳密には全大文字の"LOTUS"

*2:当時、同事務所の生田斗真さんが出演していた